世の中は 左様然らば御尤も そうで御座るか確と存ぜぬ

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一握りの人間だけが富む資本主義は間違っている

今日の日経ビジネスオンラインに、「デフレからの脱却は無理なのです」という記事が掲載されていた。

民主党政権時に内閣府・官房審議官(経済財政分析担当)を務めた、埼玉大客員教授・水野和夫氏へのインタビュー記事だ。
アベノミクス」に対して否定的なご意見である。
まあ民主党政権時に政府にいた方なので、ある程度は致し方ないのだろうが…

日米欧などの先進国では、もう経済成長は望めないとの見解を示されている。
そうは言ってもこの十数年、ドイツ・フランスなどはマイナス成長に陥っている訳ではないし、米国に至っては、2009年のリーマンショックを除けば、2~3%の経済成長率を維持している。

日本も中国や韓国に取って代わられた分野を取り返すつもりで頑張れば、安定した数%の成長だって期待出来るのではないか。

経済成長は緩やかな低成長で良く、それを維持するためにもカンフル剤となる成長戦略は必要な筈だ。

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「『製造業復活』は理解できない」

エネルギー産業を起点にして、機器・装置の生産、インフラの整備など、製造業が活気付く要素はいくらでもあるのではないだろうか。
自動車も10年後には今の家電のようになるとおっしゃっているが、EVはそうならない為の起爆剤だと思う。社会インフラの整備を行政がフォローするなりして、世界最先端の産業に育て上げれば良いと思う。
原子力の次世代エースの育成…太陽光や地熱などの再生可能エネルギーの開発などにも、注力して欲しいところだ。
そうすれば、製造業復活の起爆剤となるだけでなく、その技術をもって海外でのビジネスへと展開も出来る。

脱線するが、化石燃料の「メタンハイドレート」の日本海側の埋蔵量調査は、どうして進まないのだろう???
資源の非産出国であるわが国の、当面のエースとなり得るのに…

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内需は横ばい・安定期に入ってしまったので、新興国への技術支援などを活発に行って経済発展を支援し、日本の技術や製品をしっかり消費してもらって、それらの国々と優良な関係を築ければ良いと思う。
特に大きな人口を抱えるアジア諸国は「これから」という国も多く、ギブアンドテイクの友好的な関係を持てると良いのだが…
ただし、独り勝ちは良くない。みんなで仲良く発展していける道を模索するべきだ、と思う。

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さて、そうやってみんなで頑張って経済成長を勝ち取ったとする。

額に汗して涙を堪えて頑張った分、ちゃんと見返りはあるのだろうか。。

一部の多く(のお金)を持てる者だけが、さらに富むような事にはならないで欲しい。
一握りの経営者やオーナーが、(勿論、一般の労働者より多くの報酬を手にすることに異論はないが)
一般の労働者の何百・何千倍もの富を得ているのだとすると、かなりの違和感を覚えざるを得ない。

経済成長しているのに、労働者の賃金が下がり、非正規雇用者が増えていくのだとしたら、
「潤い」は一体何処へ集まっているのだろう。

資本主義の構造上の問題なのか・・・?